1963年製のギブソンL-7Cです。

1930年代よりギブソンアーチトップギターの中上位機種として生産され、1948年にカッタウェイ仕様のL-7Cとなり1972年まで生産されていたモデルになります。
17インチのスプルース単板トップ、メイプルのサイド、バックのボディに25 1/2スケールのメイプルネックがセットされています。
1963年製の本機の指板、ブリッジはハカランダ材となります。

入手した時点でボディトップとサイドの一部に経年による割れがありましたが、共にボディ内部から割れ止めを施した上で修復されており使用上問題はありませんでした。上位機種同様、太めのラダーブレイシングが施されておりトップ落ちも感じられません。またペグはGOTOH製と思われるクルーソンタイプに交換されておりオリジナルは付属していません。

〈スペック〉
・ボディ：スプルーストップ、メイプルサイドバック、単板
・ネック：メイプル3ピース
・指板：ハカランダ
・弦高：6弦2.3ミリ、1弦2.0ミリ、サドル可変余裕あり
・その他：現行品のギブソンハードケース付属

2キロ台ととても軽量で生鳴りに優れた一本です。典型的な60年代前半のネックという印象で、ロングスケールながらストレスなく演奏できます。修理の形跡があったためピックアップを搭載するつもりで使用、保管しておりましたが、大切に弾き込んで頂ける方にお譲りします。

60年近く経過している楽器であること、修理歴があること、また高額な商品であることを理解の上、NC/NR厳守でお願いいたします。

出品者としても良い取引をさせて頂きたく思いますので、疑問点があれば質問欄にてお問合せ下さい。