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豊後三賢 儒学者 帆足万里「漢詩三行書」■作家名：帆足万里

■作品名：漢詩三行書

■手法：紙本・墨

■寸法：本紙123.0×48.6㎝、総丈204.0×62.8㎝

■備考：サイン「萬里筆」、印「帆足万里」「鵬卿」

■状態：折れ、シミが御座います。

■付属品
・昭和26年帆足万里百年祭記念展覧会出品票及び目録
・第14回古美術展覧会出品票
・翠竹村舎主人田卓爾蔵・印「永田卓爾之印」(銘)箱

■略歴
【帆足万里(1778～1852)】
豊後国日出藩出身の江戸時代後期の儒学者・経世家・日出藩家老。
字は鵬卿。号は愚亭など。
三浦梅園、広瀬淡窓と共に豊後三賢の一人と言われる。
脇蘭室（脇愚山）、中井竹山、亀井南冥、皆川淇園に学ぶ。
日出藩の藩校の教授に任じられ、家宅内に「稽古堂」を設け、藩士の子弟教育にあたる。
1832年（天保3年）日出藩家老となり財政改革を行った。
私塾西精舎（せいえんせいしゃ）を開き子弟の教育を始める。
天文、物理から生物、人種、言語に及ぶ広範な科学の体系書である「窮理通」、
政治や社会体制を論じた「東潜夫論」、儒学研究の成果を集約した「入学新論」、
以下「医学啓蒙」「医学小補」など、著作は30冊に上る。
晩年は城下を離れ、学問一途の生活を送った。

【領収書の発行】
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