即決/送無 SONY ソニー HA-T1 激レア/MC昇圧トランス 35μm=アモルファス・リボン/多重積層構造 L/Rch=独立2トランス 非磁性体=アルミ筐体

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商品情報

SONY ソニー HA-T1 激レア/MC昇圧トランス 35μm=アモルファス・リボン/多重積層構造 L/Rch=独立2トランス 非磁性体=アルミ筐体 の出品でございます。 極めてレアな製品ですし、ある面では究極ともいえる性能をもった不世出の昇圧トランスではないでしょうか。 「空前絶後」このトランスを超えるものは存在しないと言い切る方もいるくらいですから、極めて優れた製品であることは間違いありません。 当方はメインに使用しており、サブ機として予備に保管していたお品物になります。当方がオーディオに興味を持ってから、親におねだりして初めて購入した ステレオ装置がソニーであったので、このメーカーには格別の想いがございます。 その後も、グレードアップのためにセパレートアンプやカセットデッキを買い替えしたときも 同メーカーの製品を選び出しましたし、満足度も高かった記憶を鮮明に覚えております。 1946年に東京都日本橋にあった百貨店の3階の一室を借りる形で事務所兼工場を設けて創業したとありますから 今年で 77周年を迎える、我が国を代表する著名な大メーカーであります。 このメーカーは常にイノベーションを巻き起こして快挙を成し遂げてまいりました。 1951年に 我が国初となるテープレコーダーを発売したことを皮切りに 1953年に 独力で研究し、翌年には日本初のトランジスタの試作に成功。 1955年に日本初のトランジスタラジオ=TR-55を発売。 1961年には世界初となる オールシリコントランジスタステレオプリメインアンプ=TA-1120を登場させるなど 日本の半導体に置ける黎明期に果たしてきた功績は、計り知れないものがございました。 音響/映像の総合メーカーとして、オーディオ分野にも深く係わり続けてきたわけですが エントリーモデルからハイエンド機種まで、実に幅広くラインナップしており 特にテクニクス(当時のナショナル=現 パナソニック)とは、ガチのライバル関係でした。 アンプの世界では、それまでのバイポーラトランジスターとは動作原理が異なるFETをいち早くパワー段に採用。 大きくて重くなる電源部には、パルス電源(今で言うところのスイッチング 電源の原型)を登場させ 昨今のデジタルアンプで主流のPWM(パルス幅変調)を 40年以上も昔の1970年代後半に実現していた事実は 半導体やデジタル技術に秀でた同社であればこその実績でございます。 1979年にはあの「ウォークマン」が発売され、手軽に音楽が持ち歩けるスタイルを提唱すると空前の大ヒットを記録。 カセットテープに録音した自分オリジナルのプレイリストを、好きなときにいつでも聴けることで 新しい生活様式が確立されたといっても過言ではないほどに、画期的な出来事でありました。 1982年にはフィリップスとの共同開発で実現した待望のデジタル規格=コンパクトディスク(CD)が登場。 簡単便利で音も良いということで、瞬く間にレコード盤に代わる音源の主役に躍り出たわけですが 再生機である CDプレイヤーの年間出荷台数がピークであったのは、2001年だったそうで ちょうど ipod が登場してきたときと重なることから、以後 急速に普及していく デジタル・オーディオ・プレイヤーに 駆逐されていく運命を辿ることになるわけでございます。 アップルの創業者である 故スティーブ・ジョブズ氏は、ウォークマンに多大な影響を受けたことは有名な話ですが それによって衰退の一途を辿ることになるとは事実は小説より奇なり、なんとも皮肉なことでございます。そのSONYは、自社で発売するオーディオ機器は全ての分野を網羅するほどの技術力と資本力 がありましたので 当然、レコードプレイヤーも発売しておりました。 大昔はプレイヤーに付属するカートリッジは、他社よりOEM供給を受けておりましたが 自前で製造するほうが利益が上がることで、自社での開発/製造が始まったという経緯がございます。 当時はMMカートリッジが主流でしたが、その後はMCカートリッジにも積極的に関わってきたのですが ソニーから発売されたステレオカートリッジは、意外と少ないという印象でございます。 SONYのMCカートリッジは登場から一貫してコイルの巻枠=アーマチュアに非磁性体を用いていたことが特徴的で 他社のような発電効率を優先した 鉄芯=磁性体を採用した製品が広く普及していたのとは、一線を画しておりました。 その効率の悪さをプッシュプルで動作させることでカバーしようとした設計思想で、独自の「8の字コイル」が誕生しました。 以降、ダブル・リング・マグネットなどを採用するなどリファインを重ね、コンパクト化に成功すると 発電ユニットごと交換する手法を編み出し、針交換できるMCカートリッジとして発売されたのが 最後期のXL-MCシリーズで、MC-9/MC-7/MC-5/MC-3/MC-1 のラインナップでしたが CDが登場して間もない時期でしたので、ユーザーの興味もそちら方向に向いていたため あまり話題になることなく、ひっそりと姿を消していくことになりました。 当方が当時 新品で購入した XL-MC-7 は今でも元気に鳴っておりますし、当オークションでも大人気な機種ですが 前述した通り、販売台数が少ないため、レアな製品として 現在ではマニア垂涎のカートリッジとなりました。 絶版になってから、ある事をきっかけに再評価される製品が多いのも、ソニーにとっては気の毒な話ではあります。MCカートリッジの昇圧に関しては、SONYの得意分野である電子デバイスによる増幅=ヘッドアンプとなったことは 軌跡を辿ればもっともな事例で、HA-50や そのグレードアップ版の HA-55という製品展開でした。 前述のソニーのステレオカートリッジの最終型=XL-MCシリーズの発売を期に 昇圧トランスという方向性に転換して発売されたのが、当出品物である HA-T1 になります。 このトランスが発売された後、同社のヘッドアンプが終焉したので、よほど自信があったようでございます。 聴いてみて判ることですが、巨大メーカーが本気になって突き詰めた製品で、他の追従を許さない 渾身の一撃となった感があり、後世の名を留める MC昇圧トランスの銘器だと感じる次第でございます。 ある意味、ひとつの極みに達したような、稀有な存在感を放ち続ける大傑作と思います。トランスは、一旦 コアに磁気エネルギーに変換し蓄えた上で、それを放出するわけですから コアの性能に依存する部分も多く、その材質によって相当に音が変わって参ります。 トランスのコアでは他を寄せ付けないほどの最適/最高材質である、78% スーパーパーマロイを凌ぐことを目標に開発され 極めて高い高透磁率が得られ、圧倒的に磁気損失の少なく、特に高音域でのロスが少ないとされるマテリアルを採用。 新技術/新開発された材質を用いて、一気にブレイクスルーを果たそうとする、明確な意図を感じます。 当トランスに採用された新しいマテリアル=アモルファスは、通常の金属や合金のような規則的な原子配列とは異なる結晶構造をもつ 非結晶質の金属や合金のことを指しますが、恐らくコバルト系の非結晶質(アモルファス)を採用している模様です。 それを35ミクロンの極薄な箔=アモルファス・リボンにして、幾重にも積み重ねる 多重積層構造にすることで 低周波領域での歪を減少させ、高周波領域での磁気損失を追放しています。 漏れ磁束が非常に少なく実効透磁率が大きくなるため、俊敏に機能するトランスです。 一般的にMC昇圧トランスでは鉄の筐体が使われることがほとんどですが、本機は磁性歪みを嫌って アルミ合金製が採用されていることは、他の昇圧トランスではあまり例がなく、そのせいで重量はさほど重くありません。 その非磁性体の筐体内に昇圧トランスが左右独立=2個搭載されております。 トップパネルはスモーク色のアクリル板ですので、それらが見て取れます。 信号系切替スイッチ//入力切り替えスイッチには最高級の銀無垢を用いた密閉型スイッチを使用し、経時変化の少なさに貢献しております。 入力は 2系統ございますし、 PASS(スルー)/3Ω(Low)/30Ω(High)とインピーダンスを合わせてご使用くださいませ。使用に伴うキズやスレなどが散見されますが、大きなダメージは見受けられませんでした。 見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載いたしましたので、ご参照ください。 外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので 細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。 のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。 実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが 原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。ヤフネコ宅急便にて、全国 送料無料 でお届け致します。 なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから 当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。 評価不要の方は、当方への評価も不要でございます どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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