MYOG 自作 ザック バックパック UL ultralight 山と道 OGAWAND blooper backpacks atelierBluebottle テストがてら１年程度使っていた既存のものを整頓のため出品します．他にもいろいろ作成し使用しており，メーカ製ザックもいくつか所有しているので，出品物の使用頻度は低めで，生地の劣化等も現在のところみうけられません．

あくまで素人が，大手ガレージブランドのザックがあまりにも被りまくりで気に食わないために，個人の趣味で自己満足のためにコスト無視で作成しテストがてら緩く使っていたものです。大手のガレージブランドのような業者委託されてプロの方が作成されているものと同等のクオリティではありませんので、そのことをご理解の上、くれぐれもノークレーム、ノーリターン、ノーサポートでお願いします。あくまで，自分で何とか出来るまたはしようとする方推奨です．

〇 仕様の概要
容量は山道のminiよりも少し大きいと思います．THREEは持っておりませんがTHREEぐらいかも？しれません．

メインの生地はX-PAC VX21HS（ブラック）。背面パネルはダイニーマXグリッドとラッセルメッシュは堅めのものを使用しています。ショルダーストラップはダイニーマXグリッドとラッセルメッシュは柔らかいものを使っています。パッドの厚みは5㎜の堅めのしっかりとしたものを使っています。ショルダーストラップ調整用のスライダーはITWの15㎜のテープ対応の物を使用しています。チェストストラップは、ITWの笛付きのバックルを使用しています。ショルダーのスタビライザーの調節はITW のLineLoc3を用いておりコードは、ダイニーマ。背面のパットは5mmか10㎜の物を使っていた様な気がします（失念しました）．背面パッドは入れ替えることが出来るように作成してあります．

またフレームとしてカーボンロッドを入れてあります．こちらは変な力が加わると折れますので，折れることを前提で容易に入れ変えることができるように作ってあります．というか私は何回か折りましたので，いろいろ太さとか形状とか工夫されたら良いのではと思います．背負う時に変な力がかかりやすいので，ご注意されたら良いです．

アマゾンなどでカーボンロッドで検索するといろいろな仕様のものが出てくるので，お好みで入れ替えてみるとか補強してみるのも面白いかもしれません．またカーボンプレートなどの方が強度がでるとは思います．個人的には，長時間背負って肩が痛くなると凄くテンション下がるのと背中で背負う？ってのがいまいち体験できていなかった人なので，負担を腰と分散させるつもりでフレームを入れました．背中の形状に加工できるアルミのフレームでも入れればいいんでしょうけど，明らかに重たくなりますし，カーボンってのが何かイカス！的な個人的嗜好の結果での採用です．カッコいいじゃないですか，カーボン．

背面長（ショルダー付け根からウエストベルト下部まで）48㎝ぐらいです．

メインポケットはしっかりとしたメッシュ、開口部分をダイニーマXグリッドで補強、山道THREEと同じITWのプラパーツでコードを絞れるように。 バンジーコードも付けてあります。サイドポケットは、ダイニーマのストレッチ性のある生地を使って、擦れそうな下部はXグリッドで補強してあります。

サイドのコンプレッションコードはダイニーマ、プラパーツはITWのものを使っています。ボトムの生地はミニグリッドのダイニーマです。

ジッパー類はYKKのアクアガードを使用しています。またトップ部に小物入れ、キーリング付き、内部にもセキュリティポケット、キーリング付きになっています。私は中に車のカギとか、財布とか、外は出し入れしやすいと便利な小物とか小銭などを入れて使っていました。

右側にハイドレーションホールつけてあります．内部にハイドレーションを吊り下げる用のフックもつけてあります．

ウエストベルトは38㎜のものバックルはITWのものを使っています．最大120㎝ぐらいから最小45㎝程度，本体側にスライダーがあり，ベルトを取り外すこともできますが，外すとフレームの意味が無くなる様な気がします…．パッドは付いておりません．

生地の末端処理はウエビングでしてあり，自体に防水性はあると思いますが，縫い目はシーリングしている訳ではありませんので，長時間雨に晒されたり水没すれば縫い目からそれなりにしみこんでくると思います．

〇 自己満足ポイント
総裏地仕様。裏地であってもHyperDなどのきちんとしたリップストップを使用しています。どうせ他人からは見えませんが、やっぱり使う人間として自分が満足しなくちゃいけません。私は，レースに出るとかはしませんので，1回こっきりのレースのためだけの強度や快適性を犠牲に極限まで軽くするよりも，ほどほどに軽いけど強度もあり普通（快適に）に何度も使えることを想定して作成しています．また、メインポケット、サイドポケットの口部分のコード類は伸びた場合はとり変えることができるように取り付けていますし、ちなみに、ポケット上部のダイニーマXグリッドの裏側に裏地をつけてコードの滑りを良くしている完全に自己満足の基地外仕様です（穴から覗くと赤色の裏地が見えます）。誰も気づきもしない見えない部分ですし，こんなことをするのはバカなんじゃないのと思いながら，だけどもこれをやるだけでコードの滑りが全然良くなるので，完全に自己満足のために作っていました。また、ザックの形状として、寸胴の直方体ではなく、下部に行くほど絞られており、またサイドパネルの形状を背中のS字に合うように裁断しているので、うまく背中に合えば変態的にフィットします。サイドからの写真でもカーブの具合が確認できると思います．

〇 参考
私の身長は174㎝62㎏やせ型の男性体形に合わせて作っています。サイズ的にもショルダーストラップの形状的にも女性には合わないです。

あくまで個人的な趣味のMYOGだからこそ実現できている、完全に人件費無視コスパ無視の、私のわがままを満足させるためだけに時間をかけてコツコツと作ったものです。プラパーツだけでも結構なお値段になりますし、生地をそろえるのも基本個人輸入で対応しています。趣味だからこそ，儲けを考えなくていいので，使用している生地やプラパーツに関してはしっかりとしてモノを使用しています．

強度については未知数です．一応素人なりに，できるだけ丁寧に縫製はしています．特に力のかかりそうな部分は補強もしながら作っております．参考までに，時々散歩ついでに，コーヒーを沸かす用の湧き水を汲みに行っておりますが，５リットルポリタンク2個，計10Kg程度入れて背負っても特に問題はありませんでした．

材料費程度を回収して、次のものを作成するモチベーションに繋げたいなと思って出品しましたので、以上を踏まえて検討していただけると幸いです。また，今後全く同じものを作るつもりはさらさら無いので（全く同じことを何度も繰り返すのがすごく嫌いな人なので），本当に一点もの，絶対人と被りたくない，人と違ったもの，山でちょっと優越感を感じたい等，本当に山が好きで山で道具として使っていただける人に購入していただけると嬉しいです．