うなぎやアナゴ狙いの手作りフルセットです。既製品ではなくプロやセミプロが使う手作り主体の捕獲器のフルセット仕掛けです。パイプの両方が簡単に取り外しのできる 入り口になっています。川で使う仕掛けの場合は 入り口を下流にして上流はふさいでも エサのニオイは下流に流れるため 入り口は下流だけで問題ありません。湖沼、池、川のワンドなど止水域の場合は ニオイが1方だけに流れるわけではないので パイプの両方にあった方が断然有利になります。この仕掛けのメイン部分は建設用の 丈夫な塩ビパイプで肉厚の為 市販品のように変形することもありませんし 重みもあるのでしっかりしています。私の場合は夕方舟から投げ入れ 翌日、回収することにしています。陸から投げ入れてもOKです。餌袋にミミズやアラを入れて筒に入れ 付属のウキの付いたポリエチレン１．２ｍｍ、 長さ10メートルの紐を取り付けて 投げ込み浮きを浮かべておくか 陸の草などに縛り付けておきます。入り口を外して沈めておくだけで 川エビやモクズガニ小魚まで捕れる頼もしい仕掛けです。4本のうち2本は入り口を取り付けず 多種類の魚を捕るために 数年、川に設置してきたものを主にうなぎ用に入り口を両方に取り付け 水平に引き上げられるようにしてあります。長さ約72センチ前後、外径約10.5の塩ビパイプに 入り口部分は外径約13センチのパイプ仕掛けが4本です。10メートルほど紐を巻いた浮き4個に餌袋が4個です。タモは直径21センチ、うなぎが飛び出さないように 深さ約60センチです。捕れたウナギや魚を入れておくビクは 幅約40センチ深さ約80センチで 20匹以上のうなぎが楽々入ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うなぎやアナゴを狙う場合は餌袋に ミミズや魚のアラ等を入れて 川底にセットするか深い場所では投げ込み 自分だけに分かるように 紐を草や木に縛り付けます。流れが無い場合なら紐を巻いた浮きを 目印にして浮かべておいてももOKです。冬にはうなぎが狙えませんので 入り口のトラップを外して、川にセットすると ナマズが入ることがあります。川エビやモクズカニ、小魚を狙う時は 入り口のトラップを外して パイプの中に葉っぱの付いた 竹や笹、木の枝などを入れて仕掛けます。この仕掛けにはエビや小魚を狙って うなぎも入ります。片方のトラップを外した場合は パイプが水平になるように 水面まで持ってきてトラップを外したパイプの口にタモをかぶせて 下にして、ひっくり返します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・捌くのが難しいうなぎですが 初心者のうちは30分～1時間ほど 冷凍庫に入れて半凍結した後 調理すると簡単です。うなぎは解凍が進むと 間違いなく生き返り、暴れだします。解凍しても暴れないようにするには うなぎを長い板の上に置いて千枚通しのようなもので 頭と尻尾を板に打ち込みます。開く前に100円ショップで売っている キッチンバサミを使って、 首の骨（延髄）をカットします。背骨（延髄）をカットしておくと 包丁を入れた場合 筋肉が痙攣することはありますが生きているように暴れることもなく スムーズに捌けます。背骨は上下に包丁をで切れ目を入れ 背骨の下に包丁を入れ背骨を浮かせ 背骨に沿って包丁を動かすと 比較的楽に背骨が外せます。それも難しい場合は キッチンバサミで少しずつ切って行けば 背骨を外すことができます。天然うなぎは大型になるほど 皮も身も硬くなりますので 焼く前に20～30分ほど蒸すと 柔らかく焼くことができます。焼きながら食べるうなぎは 最高で美味しいうなぎが 更に美味しく食べられます。