慶應◆本物保証 江戸時代 大名家所用 女衆の火事装束 緋羅紗地雲龍文刺繍 火事頭巾の錣(しころ・垂れ布)

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慶應◆本物保証 江戸時代 大名家所用 女衆の火事装束 緋羅紗地雲龍文刺繍 火事頭巾の錣(しころ・垂れ布) 商品説明
本物保証! 江戸時代の古い火事装束です。 大名家やそれに順ずる有力武家階級の女性用の火事頭巾です。 「火事とケンカは江戸の華」と言われますが、当時の江戸は冬から春先にかけて暖房のため火を使用する上、乾燥した空気と強い季節風の気候であり、さらに現代の東京と同様に過密都市であったなど、火災発生の悪条件が揃っていました。 江戸で起きた3つの大火(明暦、明和、文化)はいずれも冬から春先に起きたものです。 そのような江戸に、幕府の命により諸国大名は屋敷を設け妻子を住まわせており、火事が近づき大名屋敷が延焼しそうになると、大名の妻子は本作のような火事装束で避難しました。 大名家の女性用火事装束は、年齢に応じて赤・白・黒などの羅紗(らしゃ)が用いられ、刺繍や切付の装飾を金銀糸で華やかに縫い付け、多くは験担ぎに水関連の図柄(波千鳥、滝鯉、雨雲など)が施されています。 頭巾は錣(しころ)の付いた烏帽子型で、さらに胸当、宛帯、羽織を付け、緞子や錦の馬乗袴を穿き、薙刀を携えて逃げたと伝わります。 当時の嫁入り道具には欠かせない物でした。 大名家の女衆の贅沢な暮らしに常に表裏一体で重要な扱いをされていたのが「火事装束」です。 本品は、大名家の位の高い女性が身につけるに相応しい、実に豪華な刺繍で飾られた火事装束です。 頭巾の下に付けられて顔や首を火から守る、しころ(錣)です。 真っ赤な緋羅紗の、実に高雅な逸品です。 貴重な江戸の大名道具、どうか大切なコレクションにしてください。 正真正銘本物保証!

【 コレクションとして支障となるような傷みもなくとても良好な

【寸法】 等身大(平置時の丈:約73cm)


【重量】

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