母 なる 子宮 子 なる 地球 愛しい お前を 漆黒の 闇へ 放とう しかし その瞬間までは 私に抱かれ 眠りなさい 無数の手が、大切なものを包み込むようなイメージが私の記憶に刻まれています。 それはいつも内側で強い光を放っています。 植物のつぼみであったり、生命そのものの形であったり。私が女性であるということの不思議さ、必然であったり。 この作品を描いている時、そのような言葉たちが浮遊していました。 ・幻想絵画（鉛筆イラスト画） ・紙、鉛筆 ・258×183mm ・額装済み 細部まで描き込んでいます。 鉛筆ではハッチングという技法で、より柔らかな質感を表現します。 黒の部分からもっとも白いハイトーンまでの階調を美しく出そうと意図しています。