沖縄の楽器で胡弓です。バイオリンのように弓で弾きます。
絃は4本です。三線と同じような3本のものもあります。

棹は三線の高級材料である黒檀です。
黒の漆塗りです。
皮は人工皮ですが、沖縄の胡弓を製作されている職人さんにお出しすれば、本皮に張替えるこも可能です。

使用していませんが弓も付属します。
ただ劣化から弓切も見られます。
マツヤニは付属しませんが、音が出るようにこちらで塗ってお出しいたします。

棹ですが、上部の左手を添える部分を、呎やイオツ、イシャクなど
高い音への押さえがスムーズに行えるように広く作ってあります。
通常のものとの写真の比較を見比べると、その広さが分かるかと思います。
古典芸能コンクールの最高賞対策で作ってもらいました。

この型は、手のかかりがやりやすいように作ってあります。
(三線と同じような型のものもあります)

弦は繊細な音が出るように、スチール弦(マンドリン)を使用しています。三線の絃も使用できますが、スチールよりも音の繊細さに欠けるように感じます(あくまでも個人の感覚です)
ただ音は出しやすいかもしれません。

バイオリンやビオラなどの絃も使用できますが、値段が高いのと弦をかける球を取ったりなどの工夫が必要です。

音や弾きやすさは、バイオリンが一番よいように感じます。
使用したものですが、三線のハードケース(少し傷や汚れて等あります)に入れてお送りいたします。