常滑燒 舜園『朱泥』茶器 ( 紫砂壶 ) 舜園窯窯元 初代 間野舜園 風光明媚な伊勢湾と三河湾とを两分して细長く伸びた知多半島の西海岸中央部が古くから朱泥の產地として知られた常滑であります。常滑の名は萬葉集の中にも出ており、燒き出される爱玩されてきた急須の歴史も古く、日本六古窯の一つに数えられております。 朱泥は中国江蘇省宜興におこう、安政から文久年間に常滑に於て、初代素門堂安平の手によって、その製法が研究され広く庶民に親しまれてきたものです。明治十一年清の金士恒が来日し、それを常滑に於て中国式朱泥の製法を伝えて以来常滑燒朱泥急須茶器は、内地はもとより遠く一層名声を博し高く評価されるようになりました。 当舜園窯は原土の選択には特に留意し中国式製法の伝統を现代感覺の中に生かすよう舜園独特の手法を研究修練し、全部手造り素朴な肌色は、爱用すればするに従い優雅な光沢を增し朱玉の如くになり自然と人この朱泥の美しさが好感を与え舜園朱泥として多くの人々に親しまれております。 程よい吸水性がお茶の風味を一段と高尚にするのが、朱泥急須の生命であります。 何杂末永く御爱用お清鑑下さいますようお願い申し上げます。 元の箱付き サイズ約：21 cm × 15 cm × 17 cm