★福富雷童 油彩「帝釈峡」★

商品詳細

■作家・作品詳細


福富雷童 (ふくとみらいどう)
 1896年～
 洋画家。

 禅門に生まれ、大僧正に登りつめた異色の画家。
 パリ画壇で活躍。
 世界的作家オットン・フリエス、マルク・シャガールと
 親交するに至り独自の絵の世界を切り開く。

略歴
 1896年 広島県豊田郡大崎島長福寺生まれ

     幼少より絵画を好む、
 1921年 曹洞宗駒沢大学卒業
 1925年 曹洞宗管長大本山総持寺貫首 新井石禅禅師の命を受け
     米国ワシントン大学に留学した折に美術を修める。(3年間)
 1929年 秋に渡欧、もっぱら絵画を研究し以後、数度に亘る (～36年)
 1930年、31年 サロン・ドードンヌに連続入選。
     パリでは著名な画家となる。
 1932年 世界的作家、オットン・フリエス、マルク・シャガールと
     親交するに至り独自の絵の世界を切り開く。
 1934年 サロン・デヂューレリー入選、
 1936年 英国、ベルギー等を見学、
     高松宮殿下に作品台覧を賜り同家に由縁深き有楢川宮邸謹写の
     御下命を受け、翌年に納入
 1937年 海軍省の委嘱により軍艦高崎に作品を納入
 1941年 第四師団長李王殿下並に同李殿下に作品の台覧を賜り買上げ
 1942年 新樹社展覧会委員受諾第二回展より出品。
     大阪市美術舘及び京都市美術舘において展覧、以来毎年出品
 1955年 広島市原爆記念舘壁画の製作を委嘱。
     広島市仏舎利塔天井画の製作を委嘱。
 1962年 読売新聞社後援にて銀座松屋画廊において個展を開催
 1965年 読売新聞社後援にて銀座松坂屋画廊並に銀座ヨコヤマ画廊にて
     光のプレゼント募金の為、水墨達磨展を開催。
 1969年 帝釈峡観光協会主催・広島県観光連盟後援の帝釈峡絶景展を
     広島天満屋画廊において開催。
 1974年 世界一周スケッチ旅行、シャガール宅訪問
 1977年 千葉県海上郡海上町江畑耕作宅氏に移住。
     高松宮殿下に拝謁作品を献納
 1980年 恵天堂特別老人ホームロビー表面にシビ王本生の
     大陶壁画を完成
 1982年 海上郡蛇園に「アトリエ」を建設して創作に励む
 1983年 渋谷東急本店において個展を開催
 1985年 逝去。享年90。


主な収蔵先
 福富雷童記念江畑美術館、など。


     美術年鑑1989年掲載



★作品タイトル「帝釈峡」

 制作：1971年作品

 厚塗りのマチエールで晴れた空、色付く紅葉に挟まれ
 流れる帝釈川の自然美を描く。


帝釈峡（たいしゃくきょう）
 中国山地に位置する広島県北東部の庄原市及び神石郡神石高原町に
 またがる、全長18キロメートルの峡谷。
 国の名勝（1923年）に指定、比婆道後帝釈国定公園の主要景勝地。

 日本百景・国定公園「帝釈峡」。
 豊かな水源に恵まれた川と、季節を感じる癒やしの森と渓谷。
 自然を満喫する、充実の体験。

 国の天然記念物に指定されている雄橋をはじめ、約３億年前に
 形成されたといわれる断魚渓、奥行き200メートルの鍾乳洞窟の
「白雲洞」など自然の雄大さを感じることができます。
 遊覧船やセグウェイなど自然を満喫するアクティビティも
 充実しています。


☆本作品は真作を保証致します。
 万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他


 サイズ

  作品 24cm×33cm F4
  額縁 45cm×54cm


 コンディション

  作品は良好な状態です。
  額縁は小傷スレ有ります。当時物の古い額で経年感有ります。


 その他

  作品面に作家直筆サイン有り
  カンヴァス裏側に直筆サイン、タイトル、制作年有り
  
  
  見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、  額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。
  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスターなど)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。



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